長寿国日本では、生活・仕事をする上で健康に重点が置かれています。
糖尿病になると一生その病気と付き合っていかないとなりません。
健康な状態を少しでも長く続けるためには、食事・運動といった日頃の生活習慣が大事です。
食事では野菜から食べるようにしたり、噛む回数を増やしたりして、血糖値の上昇を緩やかにすることが大切です。
糖質である、米・パン・麺類・お酒・甘いものの摂取量を減らしたり、アルコールを減らすことも大事です。
運動では、苦手な方は仕事と自宅の通勤を一駅前で降りて歩く、エスカレーターを利用せず階段を利用するなど日頃の生活を少し変えるだけで予防に繋がります。
糖尿病を診つけるためには、健康診断で発見されることが多いですが、健康診断では「隠れ糖尿病」は発見しづらく医療機関等で、ブドウ糖を飲んだ後の時間毎の血糖値を測るブドウ糖負荷試験等で発見することができます。
合併症を防ぐためには、通院を続けることが合併症を防ぐ一番のお薬です。
なぜ通院が一番のお薬なのかと言いますと、医療機関では尿検査・採血検査で身体の状態を診たり、栄養指導を受けたり、医師との診察で異常がないかを話したりできるからです。
しかし予約日に予定が入ったり、面倒になったりすると通院することを中断してしまう方が多いのも事実です。
悪化し合併症を併発してから通院を再開するよりも、自分の身体を守るのはご自身ですので、
大変ですが、まずは通院を続けることを一番に考えましょう。